Microsoft Office 2003
Word Manual

マクロウイルス

Word マクロウイルス

マクロとは、ユーザーが日頃繰り返して行うキーボードからの入力操作などを登録しておき、それを一回で実行する機能です。
ただし、Microsoft WordやMicrosoftExcelの場合、このような単純な機能を越え、プログラムの一種として使われています。
マクロウイルスは、このようなMicrosoftからサポートされるマクロ機能を奪い取り、ウイルス自身をコピーすることがあります。
よって、ウイルス対策が必要になってきます。

Word マクロウイルス
感染対象 すべての OS にある MS Word の全バージョン
言語Word Basic マクロ言語(Word 6 と Word 95 で使用される。)
複製 感染ドキュメントが開かれると、ウイルスコードを持つマクロがグローバルテンプレート(通常 Normal.dot )にコピーされます。
それ以外のドキュメントは、開いた際、このファイルより自動的にウイルス性マクロをロードします。
命名方法 Sophos Anti-Virus で、この種のウイルス名は "WM/" で始まります。
(旧式名として、"Winword" で始まるものもあります。)
製品 ウイルス関連
手動駆除方法 ・テンプレートファイルの削除
・Wordファイルからのウイルスマクロの削除
の二つがあります。

ウイルスを発見したら駆除を行ってください。
「W97M_Melissa」(代表的なWordマクロウイルス)の一般的な手動駆除の手順例