[例題2]下図の表の評価をIF関数を使って表示しましょう!
まず、サンプルのExcelファイルをダウンロードします。
ダウンロード☞kansuu2.xls
注意 ダウンロードできない場合は、右クリックで対象をファイルに保存をクリックすると保存できます。

IF関数
IF関数は条件を与えることでそれに適した内容を表示することが出来ます。
つまりIF関数を使うと、もしあのセルが○○だったら、このセルは××で表示することが出来ます。
まず、評価対象はB3からB7までの各点数とし、結果はC3からC7の各セルに表示します。
各点数の評価は、90点以上ならA、80点以上ならB、70点以上ならC、それ以外はDと表示するようにします。
1.評価結果を表示したいセル(今回はC3セル)をクリックし、スタートメニューの挿入→関数をクリックします。

2.関数の挿入ダイアログの関数の分類からすべて表示を選びます。
関数名の一覧からIFを選択し、OKをクリックします。

3.関数の引数ダイアログのIFの論理式、真の場合、偽の場合に値を入力します。

- 論理式・・・ここに条件式を入力します。
- 真の場合・・・条件と合っていた時に表示する内容を入力します。
- 偽の場合・・・条件と合わない時に表示する内容を入力します。
注意!!
条件が1つで真と偽だけなら上図の各項目に内容を入力すれば表示できますが、今回のように複数の条件の時は下記のように入力します。
まず、論理式に最初の条件B3>=90( >= で以上という意味)を、真の場合に"A"を入力します。
これで、90点以上ならAと表示するという条件が出来ました。
残りの条件を偽の場合に入力しますが、その前にIF関数の書式を覚えてください。
IF関数の書式は IF (条件式 , 真の内容 , 偽の内容) という形です。
この書式で、偽の場合の欄に残りの条件を入力します。
IF ( B3>=80 , "B" , IF ( B3>=70 , "C" , "D" ) )
ここでも同じように偽の内容のところにIF (条件 , 真 , 偽)を入力することで新しい条件を追加することが出来ます。
4.OKをクリックすると評価が表示されます。

5.あとは同じように各セルの評価を表示させれば完成です。
(または、IF関数を使ったセルからオートフィル機能を使えば簡単に完成させることが出来ます。)
オートフィル機能は、コピーするセルを選択し、そのセルの右下の黒四角をドラッグ(左ボタン押しながらマウス移動させること)させると元のセルの内容をコピーすること出来ます。
