作成方法例1
ここではウィザードを使って簡単なデータベースの作成方法を説明します。
例として簡単な学籍簿のデータベースを作ります。
STEP1
1:Accessを起動して、メニューバーのファイル→新規作成を選択すると、作業ウィンドウが開きます。その中の空のデータベースを選択し、OKをクリックします。

2:新しいデータベースダイアログが開くので保存したい場所を選択し、ファイル名を入力して作成をクリック。

これで空のデータベースが作成されました。
STEP2
次に新しいテーブルを作成します。
1:オブジェクトの一覧からテーブルを選択し、ウィザードを使用してテーブルを作成するをダブルクリックします。

- テーブル・・・情報を蓄えます。
- クエリ・・・情報の検索、一括変更に使用します。
- フォーム・・・情報の入力に使用します。
- レポート・・・情報の印刷に使用します。
- ページ・・・イントラネットなどで利用します。
- マクロ・・・データベースの操作を自動化します。
- モジュール・・・データベースアプリケーションの開発に使用します。
2:テーブルウィザードダイアログが起動します。
このウィザードを使えば自分の作りたいデータベースを選択するだけで簡単に作成することができます。
今回はビジネス用を選択し、テーブル一覧から生徒名簿を選択する。

3:フィールド一覧からデータベースに必要な項目を選択します。
今回は生徒ID、氏名、整理番号、専攻を選びます。整理番号は二つ選びます。

フィールド名を変更したい場合はそのフィールドを選択し、フィールド名を変更をクリックします。

フィールド名を変更してOKをクリック。(生徒IDをID、整理番号を学籍番号、整理番号1を学部コード、専攻を学科に変更)すべて入力できたら次へをクリックします。
4:テーブル名とテーブルの主キーの設定を行います。
はじめにテーブル名を入力します。
次にテーブルの主キーを指定する方法を選択してください。の項目は主キーを自動的に設定するを選択し、次へをクリック。

これでテーブルを作成出来ました。
STEP3
1:テーブルにデータを入力するフォームを作成します。
フォームウィザードで作成したフォームを使って、テーブルにデータを入力するを選択し、完了をクリック。

2:フォームダイアログが開くので、ここに氏名、学籍番号、学部コード、学科のデータを入力していきます。(IDは自動的に割り振られます)

すべてを入力できたらフォームを閉じます。
保存するかどうかを聞かれるのではいをクリックします。
作成したフォームに名前を付けて保存します。

これでオブジェクトのテーブルとフォームの項目に新しいテーブルとフォームが作成されました。


STEP4
1:作成したデータベースを閲覧するにはオブジェクトのテーブルの項目を選択し閲覧したいテーブルをダブルクリックします。するとそのテーブルのウィンドウが開きます。

2:データの修正・追加をしたい場合はオブジェクトのフォームの項目で変更したいテーブルのフォームをダブルクリックし、データを変更していきます。
3:別の新しいデータベースを追加するときは、このページの作業を最初から行えば新しいデータベースを追加することが出来ます。